倉吉市議会 2003-09-18
平成15年第7回定例会(第8号 9月18日)
通告により、順次発言を許します。
○4番(
前田卓也君)(登壇) おはようございます。
私は、
陳情第21号の
委員長報告に反対する立場から討論いたします。
陳情者の趣旨は、「
教育基本法が憲法とともに戦後半世紀にわたって、子供、地域の
保護者、教職員とともに歩んできた
歴史的意義ははかり知れないものがあります。そして、21世紀の
子供たちのために、憲法、
教育基本法の精神の目的を堅持することこそが私たちに求められている」と述べられております。
日本国憲法は、敗戦の教訓から民主的文化的な国家を建設し、社会平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示し、この理念の実現は
教育の力を求め、
教育基本法が昭和22年3月31日に施行されたものであります。その第1条には、
教育の目的、
教育の方針、
教育の
機会均等、
義務教育、
男女共学など、わずか10条ですが、立派な条文です。この立派な条文に
教育基本法は
軍国主義教育を全面的に否定しているため、
日米安保条約や自衛隊の肯定、過去の
侵略戦争の美化など、
教育の理念・制度を全面的に改善するため
見直しを求めたものであって、容認することはできません。
教育基本法の
見直しに反対する
意見提出者に賛成するものであります。この
陳情に反対された方の討論を求めて、私は討論をいたします。
次に、
陳情第25号について、
委員長報告に対する反対の立場から討論いたします。
提案の
陳情の趣旨は、国に対して
保育所運営費の
一般財源化をしないように意見を呈したものであります。理由は、
保育所運営費の
一般財源化に
自治体などの
意見書を十分踏まえて慎重に検討してくださいという意見です。そもそも
保育園は
児童福祉法に基づく
児童福祉施設であり、
児童福祉法第2条には国及び
地方公共団体の責務が明記されております。その
運営措置費は以前は国は8割措置していたものが、昭和60年に7割、61年に5割となり、現在、県と市が4分の1ずつ負担し、残りを
保護者が4割負担することになっております。その後、
措置制度から
契約制度に後退し、
児童福祉法が改正され、
保育所は
措置施設から外され、
公立保育園の
民間運営の促進が進めてこられたところであります。このたびの
一般財源化の問題は、国庫負担をなくし地方交付税で自由に運営してもらおうということで、現在でも
地方自治体の財源は現状の水準を維持することが困難でございます。サービスの提供を受けるのは
保護者と
子供たちです。子供は未来の宝で、社会の宝です。安心して子育てができるよう、国と
自治体は必要な予算を確保することが必要だと思います。なぜ反対されるのかわかりません。私に対する討論を期待し、討論といたします。
陳情第26号について、
委員長報告に反対する立場から討論いたします。
幼保一元化の問題の発端は、小泉内閣の骨太方針の第3弾に、6月27日です、閣議決定や総合規制改革の会議の答申の中に、国の財政負担を減らすためにどうするかという議論から始まり、骨太方針では平成8年までに4兆円の
補助金を削減する方針が示され、その中に保育と
教育総合施設の設置を検討し、一体施設にすれば
保育園でないから今までのように
補助金を出す義務がなくなる。保育への国の財政支出が削られることがねらいです。問題は、幼稚園と
保育所が一緒になった場合、就学前の子供にふさわしい保育
教育内容や環境をどう保障するか議論されず、職員の配置基準が幼稚園と同じようになれば、現在でも35人に1人しか国庫補助はございません。
保育所には給食の調理室の事務が義務づけられておりますが、これも設置しなくてもよくなると。年齢に応じた手づくりの温かい食事ができなくなる。羽合町では今現在問題になっているところです。本当にこれらは結局公的責任を縮小し放棄することになります。
保育園は単なる子供を預かる場所ではありません。子供の発達に応じた社会性を育て、遊ぶ力、考える力、子供と子供の人間関係を調整する力を育てると同時に、親の支援の場でもあります。子供をうまく育てられない方、困っている親御さんもサポートする力もあります。利潤などを度外視して親身になって相談が可能でございます。
保育所運営措置費は人件費が大半です。人件費は安く抑えればベテランの保育士さんが育ちません。知恵や技術が蓄積された保育士さんが必要です。家庭でも一緒だと思います。親から子供に伝えられた伝統的な文化、そういったものも同じだと思います。将来の日本を担う
子供たちのためにお金を使うことは当たり前ではないでしょうか。手を抜いて安上がりではだめだと思います。公的責任を縮小しようとすることになぜ反対されるのか、これもわかりません。私の討論に対して討論を期待して、討論といたします。
○5番(佐藤博英君)(登壇) 私は、
議案第81号
国民健康保険事業特別会計補正予算についての反対の立場から討論を行います。
補正予算では高額医療費共同事業医療費拠出金が増額補正されております。この補正額8,400万は、ことし4月の段階で見込額と全く同額となっております。必ず変動のあるものが4カ月以上経過しても補正されておりません。また保険給付費についても、14年度決算が21億1,800万なのに15年度予算では26%も多い26億7,800万円も計上するなど、およそ常識では考えられない予算計上となっております。しかも、4月段階でもう補正が必要な額に達しているのに、6月も9月も補正されておりません。問題は、なぜこれほどの決算予算に多額の差が生まれ、しかも年度途中で補正がされないかということです。住民の貴重な保険料がどう使われどう効果があったのか、どう還元されたのか、そのための基礎を示すのが行政の仕事であり、議員がそれをチェックする、そういう責任を持っています。
以上の理由から
議案第81号の補正は認められません。今後の改善を強く求めて反対討論といたします。
次に、
陳情第30号 反核・平和の火リレー鳥取県実行
委員会から出されている「
武力攻撃事態対処関連三法」に関わって、
自治体の
意向尊重等を要求する
意見書提出について、不採択すべきとの結論となりました。しかし、この法そのものはアメリカの後方支援、軍事協力、イラクへの派兵を現実化させている根拠となっています。そして、できる法から責務へと政府は位置づけ、
地方自治体は武力事態への主要な役割を担い、
自治体職員や病院
関係者、建設、土木、土地所有者、関連業者は、有無を言わせず協力しなければならないことを基本としています。しかも、拒否すれば罰則つきです。周辺事態と武力攻撃と予想される場合の線引きは明確にされないまま、首相の代執行によって自由に判断できるようになっております。
そこで、私は、9月17日日本海新聞の「私の視点」というところに由良育英高校2年生の女の子です、ひとつこの女の子の記事を紹介したいと思います。「イラク戦争は正しかったのでしょうか。祖母に戦争ってどんなものか聞きました。戦争を語る祖母の目には涙が浮かんでいました。そのとき、私は幼いながらも、戦争はだめ、戦争はなくなれと思いました。争いの中からは何も生まれません。攻撃することでたとえ一時的に相手を屈服させて平和がやってきても、犠牲になった人たちは決して返ってきません。いま私たちにできることは何でしょうか。過去を振り返り、同じ過ちは二度と繰り返さぬよう学習することが大事だと思います。間違ったことには声を大にして指摘できる勇気を一人ひとりが養うことだと思います」。簡単に紹介しましたが、このような若い人たちの気持ちを本当に大切にしたいと思うのは私だけでしょうか。
片山知事がその危険な中身を実際市町村に押しつけています。それに対し市長も異論をとなえているところです。ぜひ市民の安全利益を守るために採択をしていただきますよう訴えて、
委員長報告に反対する採択をお願いして討論といたします。
○議長(
山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、討論を終結いたしました。
これより
議案及び請願・
陳情を順次採決いたします。
まず、
議案第77号 平成15年度
倉吉市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の
専決処分についてから
議案第79号
倉吉市
事務分掌条例の一部改正についての
専決処分についてまで、以上3件を一括して採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、
議案第77号から
議案第79号は原案のとおり承認されました。
次に、
議案第80号 平成15年度
倉吉市
一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、
議案第80号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第81号 平成15年度
倉吉市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
山口博敬君) 起立多数であります。
よって、
議案第81号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第82号 平成15年度
倉吉市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)から
議案第93号
鳥取中部ふるさと広域連合規約を変更する協議についてまで、以上12件を一括して採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、
議案第82号から
議案第93号は原案のとおり可決されました。
○議長(
山口博敬君) これより、請願・
陳情の
取り扱いについてお諮りいたします。
委員長報告は、請願第2号は
継続審査、
陳情第27号及び第28号は採択、
陳情第29号は
継続審査であります。以上4件の請願・
陳情は
委員長の
報告のとおりの
取り扱いとすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、以上4件の請願・
陳情は
委員長の
報告のとおりの
取り扱いとすることに決定いたしました。
次に、
委員長報告は、
陳情第30号は不採択であります。本
陳情は、
委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
山口博敬君) 起立多数であります。
よって、
陳情第30号は
委員長報告のとおりの
取り扱いとすることに決定いたしました。
次に、
委員長報告は、
陳情第31号は採択、
陳情第32号及び
陳情第33号は
継続審査であります。以上3件の
陳情は、
委員長報告のとおりの
取り扱いとすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、以上3件の
陳情は
委員長の
報告のとおりの
取り扱いとすることに決定いたしました。
続いて、閉会中の
継続審査としておりました
陳情第1号、
陳情第16号及び
陳情第17号は研究留保、
陳情第5号は
継続審査であります。以上4件の
陳情は
委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、4件の
陳情は
委員長報告のとおりの
取り扱いとすることに決定いたしました。
次に、
委員長報告は、
陳情第21号、
陳情第25号及び
陳情第26号は不採択であります。以上3件の
陳情は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
山口博敬君) 起立多数であります。
よって、3件の
陳情は
委員長の
報告のとおりの
取り扱いとすることに決定いたしました。
日程第3
追加議案の審議
○議長(
山口博敬君) 日程第3、
追加議案の審議を行います。
議案第94号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。
○市長(長谷川稔君)(登壇) ただいま追加上程されました
議案第94号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
議案第94号
教育委員会委員の任命についてでありますが、本市
教育委員会委員のうち、福光純一さんの任期が平成15年10月2日をもって満了となりますので、その後任委員の任命について慎重に検討いたしました結果、再度、福光純一さんを任命することが最適と考え、地方
教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、本市議会の同意を求めるものであります。
なお、提案しました同氏の略歴につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありまして、人格、識見ともにすぐれ、今回再任となりますと
教育委員会の活発化に思い切った活躍が期待されるところであります。
何とぞ慎重御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
山口博敬君) 続いて、
質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君)
質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、
質疑は終結いたしました。
お諮りいたします。
ただいま
質疑を終結した
議案は、
委員会付託を省略し、この際、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、そのように進行いたします。
議案第94号について討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、討論を終結いたしました。
これより、
議案第94号を起立により採決いたします。
本案は、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
山口博敬君) 起立多数であります。
よって、
議案第94号は同意されました。
次に、
議会発議第8号から
議会発議第11号まで一括して議題といたします。
まず、
議会発議第8号についての提案理由の説明を求めます。
○7番(坂井 徹君)(登壇)
議会発議第8号
性同一性障害者の戸籍上の性別の変更に係る法整備を求める
意見書提出について、この
意見書の内容を申し上げます。
「
性同一性障害者の戸籍上の性別の変更に係る法整備を求める
意見書」
生まれながら自分の性に強い違和感を持ち、心の性と体の性の相違に苦しむ性同一性障害を有する者は、およそ、男性で3万人に1人、女性では10万人に1人と推定されている。
このような、
性同一性障害者は、公的書類に記載された性別と実生活上の性別が異なるため、さまざまな差別、偏見による人権侵害にさらされている。
全国の
性同一性障害者が安心して生活を送ることができるようになるためには、戸籍上の性別を実生活上の性別に変更することは必要不可欠である。
本年7月に、
性同一性障害者の性別の
取り扱いの特例に関する法律が成立したところではあるが、この法律においては、性別の変更に当たり、いくつかの条件を満たすことが求められており、
性同一性障害者すべてが、その願うところにより戸籍上の性別を変更できるものとはなっていない。
真に
性同一性障害者の人権の保護を図るためには、この条件について検討を加える必要がある。
よって、政府においては、
性同一性障害者を取り巻く社会的環境の変化等を勘案し、すべての
性同一性障害者の戸籍上の性別の変更に係る法整備について検討されるよう、強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出するものでございます。
○議長(
山口博敬君) 次に、
議会発議第9号について提案理由の説明を求めます。19番
谷本修一君。
○19番(
谷本修一君)(登壇)
議会発議第9号 「
反射材着用促進」に関する決議については、お手元に配付してある決
議案のとおりであります。どうぞ御趣旨を御理解いただき賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(
山口博敬君) 次に、
議会発議第10号について提案理由の説明を求めます。6番中野隆君。
○6番(中野 隆君)(登壇)
議会発議第10号 人権擁護法案の抜本修正を求める
意見書提出について。
内容につきましては配付資料のとおりです。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成15年9月18日、鳥取県
倉吉市議会。
○議長(
山口博敬君) 次に、
議会発議第11号について提案理由の説明を求めます。8番
福井康夫君。
○8番(
福井康夫君)(登壇)
議会発議第11号 ヤミ金融対策の強化及び出資法の上限金利の引き下げを求める
意見書提出について申し上げます。
ヤミ金融対策については、取り締りの強化を直ちに講じられよう求めるものであり、加えて、出資法の上限金利の引き下げについては、多重債務者問題を解決する根本的な対策を急ぐということでの要望でございます。内容につきましてはお手元の
意見書の案どおりでございます。
以上、
地方自治法99条の規定により
意見書を提出するものであります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
山口博敬君) 続いて、
議会発議第8号から
議会発議第11号までを一括して
質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君)
質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 異議なしと認めます。
よって、
質疑を終結いたしました。
お諮りいたします。
ただいま
質疑を終結した
議案は、
委員会付託を省略して、この際討論、採決を行うことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、そのように進行いたします。
議会発議第8号から
議会発議第11号まで一括して討論を求めます。
○5番(佐藤博英君)(登壇) 人権擁護法案の抜本改正を求める
意見書案に反対する立場から討論を行います。
この人権擁護法案は、もともと、国の同和行政の期限が切れたために、そのかわりのものとしての位置づけをもって提案されているものです。今回の抜本修正とは、同和問題を人権
委員会と称する機関に委ね、その強化をねらったものであり、この
意見書案には強く反対をいたします。
国が終了した事業は一般施策に移行すべきを、県・市がいまだに続けていることは、逆に差別を助長し固定化することになります。この法案の基本的内容は、人権を国民相互の間の差別問題としております。そして、国民に
教育、啓発をし、違反した場合に処罰対象とするものです。しかも、現在大きな問題となっている警察などの人権侵害や労働分野での人権侵害は救済の対象となっていません。この
意見書案では、いわゆる差別問題について、それらを審査決定する人権
委員会に人権・差別問題に精通した委員を選任するとして、特定の機関、団体
関係者を採用すべきとの内容となっています。真に平等を守る立場から、この
意見書案採択に反対するものであります。
議員の皆様にこの趣旨に理解していただき、
意見書案に反対することをお願いいたしまして、討論といたします。
○16番(由田 隆君)(登壇) ただいま、共産党、佐藤博英議員が本案に対して反対の立場で討論をいたしました。私は賛成の立場で討論をいたしたいと思います。
本来であれば、今ある差別を今反対討論をされた方にどのように認識をしているのか問いたい、このように思います。私も被差別地域に生まれ、そして今この壇上に立たせていただいていることを誇りに思っています。そして、この間、子供を通して、その同和
教育を通して、その中身のすばらしいところを、夫婦で、地域の中で、学校
教育で、さらには社会
教育の中で、学んでまいりました。そして、その中で悶々とするような今の不合理、不条理、まだまだ部落が完全に解放されていない、
教育の
機会均等、市民的権利が不十分であるということを、この間ずっと痛感をしてきました。今私がこうやって壇上で議会活動、議員活動をできるのも、まさにそれが私のエネルギーになっていると言っても過言ではありません。
共産党の諸君も重々承知のはずであります。今ある差別、それが皆さんの言われるように同和行政を推進していくことがさらに差別を拡大をする、本当にそういうことが市民が、あるいはこの間同和行政を推進してこられた方が受け入れられる論調でしょうか。確かに私たちは基本法制定に向けこの間一生懸命努力し、民主団体、部落解放同盟等と大きな運動を高めてまいりました。がしかし、その基本法は今まさに厳しい状況になっている。その中で、今ある差別を改善をする、今ある状態を解消していくという、この切なる願いのこの
意見書がどうして反対の対象になりましょうや。断固支持することを表明をし、賛成討論といたします。(拍手)
○議長(
山口博敬君) 討論を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、討論を終結いたしました。
これより採決を行います。
まず、
議会発議第8号から
議会発議第11号までを一括して採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、
議会発議第8号から
議会発議第11号までは原案のとおり可決されました。
○議長(
山口博敬君) 今議会に提案されました審議が終了しましたので、私の方から皆様に了解をいただき、一言申し上げたいと思います。
今議会において、議員皆様からの発言を十分尊重し、1市4町の信頼回復に努めるとともに、住民の理解と支持を得られる円滑な合併に向けて努力をしてまいりたいと思いますので、議員皆様の御理解と協力をよろしくお願い申し上げます。
暫時休憩いたします。
午前11時31分 休憩
午後 4時15分 再開
○議長(
山口博敬君) 再開します。
この際、お諮りいたします。
会議時間を延長することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、会議時間を延長することに決定いたしました。
議会発議第12号
倉吉市議会議会運営委員会委員の選任について
○議長(
山口博敬君) 次に、
議会発議第12号
倉吉市議会議会運営委員会委員の選任を行います。
委員の選任の方法についてお諮りいたします。
選任の方法は、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
議長において指名いたします。議会運営
委員会の委員に、
谷本修一君、
福田裕一君、丸田克孝君、高田周儀君、佐藤博英君、
坂井徹君、
福井康夫君、以上のとおり選任することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、以上のとおり議会運営
委員会委員を選任することに決定いたしました。
これから休憩いたしますので、議会運営
委員会を開催し、
委員長、副
委員長の互選を行っていただきます。
暫時休憩いたします。
午後4時17分 休憩
午後4時28分 再開
○議長(
山口博敬君) 再開いたします。
この際、議会運営
委員会の
委員長、
委員長の互選結果について
報告いたします。
議会運営
委員会の
委員長に
福田裕一君、副
委員長に
坂井徹君が互選されました。
議会発議第13号
倉吉市議会常任委員会委員の選任について
○議長(
山口博敬君) 次に、
議会発議第13号
倉吉市議会常任委員会委員の選任を行います。
委員の選任の方法についてお諮りいたします。
選任の方法は、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
議長において指名いたします。
事務局長に朗読させます。
○議会事務局長(小谷喜寛君) それでは、申し上げます。
総務経済常任委員会の委員に、
福田裕一議員、佐々木敬敏議員、西谷和弘議員、
前田卓也議員、石田政彦議員、由田隆議員。
建設企画常任委員会の委員に、
谷本修一議員、丸田克孝議員、佐藤博英議員、川部洋議員、土井秀人
議員、伊藤正三議員。
教育民生常任委員会の委員に、枠島和江議員、
山口博敬議員、高田周儀議員、
坂井徹議員、中野隆議員、
福井康夫議員。
以上でございます。
○議長(
山口博敬君) 以上のとおり選任することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、以上のとおり常任
委員会委員を選任することに決定いたしました。
念のため申し上げますが、ただいま選任されました委員の任期は、
委員会条例第5条の規定により、平成15年10月25日からでございます。
これから休憩いたしますので、常任
委員会を開催し、
委員長、副
委員長の互選を行っていただきます。
委員会の開催場所についてご連絡いたします。
総務経済常任委員会は議会会議室、
建設企画常任委員会は議会応接室、
教育民生常任委員会は大会議室。
以上、連絡いたします。
暫時休憩いたします。
午後4時30分 休憩
午後4時52分 再開
○議長(
山口博敬君) 再開いたします。
この際、先ほど開催された各常任
委員会の
委員長、副
委員長の互選結果について御
報告いたします。
総務経済常任委員会の
委員長に由田隆君、副
委員長に佐々木敬敏君。
建設企画常任委員会の
委員長に丸田克孝君、副
委員長に土井秀人君。
教育民生常任委員会の
委員長に
坂井徹君、副
委員長に中野隆君。
以上のとおりであります。
続いて、御
報告いたします。
先ほど、
伊藤正三君、
福田裕一君、石田政彦君、
坂井徹君、土井秀人君、中野隆君より、
倉吉駅周辺開発
調査特別委員会委員の辞任願いが提出され、これを議長において許可いたしました。
また、枠島和江君、佐々木敬敏君、丸田克孝君、佐藤博英君、
福井康夫君より、企業誘致
調査特別委員会委員の辞任願いが提出され、これを議長において許可いたしました。
また、
谷本修一君、
山口博敬君、高田周儀君、
前田卓也君、川部洋君、由田隆君より、政治倫理
特別委員会委員の辞任願いが提出され、これを議長において許可いたしました。
ただいま
報告したとおり、三つの
特別委員会委員に欠員が生じましたので、これら補欠委員の選任を議題といたします。
まず、
倉吉駅周辺開発
調査特別委員会の委員の選任を行います。
委員の選任の方法についてお諮りいたします。
選任の方法は、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
議長において指名いたします。
倉吉駅周辺開発
調査特別委員会の委員に、
谷本修一君、
山口博敬君、高田周儀君、石田政彦君、土井秀人君、
伊藤正三君。以上のとおり選任することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、以上のとおり
倉吉駅周辺開発
調査特別委員会の委員を選任することに決定いたしました。
次に、企業誘致
調査特別委員会の委員の選任を行います。
委員の選任の方法についてお諮りいたします。
選任の方法は、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
議長において指名いたします。
企業誘致
調査特別委員会の委員に、枠島和江君、佐々木敬敏君、丸田克孝君、佐藤博英君、中野隆君、由田隆君。以上のとおり選任することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、以上のとおり企業誘致
調査特別委員会の委員を選任することに決定いたしました。
次に、政治倫理
特別委員会の委員の選任を行います。
委員の選任の方法についてお諮りいたします。
選任の方法は、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
議長において指名いたします。
政治倫理
特別委員会の委員に、
福田裕一君、
前田卓也君、川部洋君、
坂井徹君、
福井康夫君。以上のとおり選任することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山口博敬君) 御異議なしと認めます。
よって、以上のとおり政治倫理
特別委員会の委員を選任することに決定いたしました。
これから休憩いたしますので、
特別委員会を開催し、
委員長または副
委員長の互選を行っていただきます。
委員会の開催場所について御連絡いたします。
倉吉駅周辺開発
調査特別委員会は議会会議室、企業誘致
調査特別委員会は議会応接室、政治倫理
特別委員会は大会議室。
以上、連絡いたします。
暫時休憩いたします。
午後4時56分 休憩
午後5時10分 再開
○議長(
山口博敬君) 再開します。
この際、先ほど開催された各
特別委員会の
委員長、副
委員長の互選結果について御
報告いたします。
倉吉駅周辺開発
調査特別委員会の
委員長に
谷本修一君、副
委員長に
伊藤正三君。
企業誘致
調査特別委員会の
委員長に佐々木敬敏君、副
委員長に中野隆君。
政治倫理
特別委員会の
委員長に川部洋君、副
委員長に
前田卓也君。
以上のとおりであります。
以上で、本
定例会に付議されました事件はすべて終了いたしました。
これをもって、平成15年第7回
倉吉市議会
定例会を閉会いたします。
午後5時12分 閉会
署 名
この会議録の正当なることを認め署名する。
倉吉市議会議長
〃 議員
〃 議員...